今回の事例も前回と似通った事例です
相談は内装業を営んでいらっしゃるご主人さまからでした。状況は以下の通りです。
ご夫婦2人でマンションに住んでいらっしゃいました。しかし、最近はほとんど会話もなくお金のやりくりは完全に奥様に任せっきりの状況でした。ご主人さまは年収は十分にあり、住宅ローン、税金、生活費に困る状況ではありません。しかし、ある日突然ご自身の取引先から仕事を任せられない旨の通知を受けました。理由は税金の滞納を原因として、ご主人さまの取引先に対して市役所からの連絡が何度か行ったことが原因でした。
その時はじめてご主人さまは、税金が滞納して自宅が差し押さえられていること。住宅ローンもすでに滞納4か月目であることを知ったそうです。
ご主人さまはお金のやりくりは完全に奥様に任せており、完全に裏切られたと何度もおっしゃっていたのが印象的でした。では、そのお金はどこにいったのか?それは洋服やパチンコ、奥様の趣味に使われていたようです。その状況でご主人さまは、税金の滞納を解決して取引先の信用回復を最優先したいとの意向でした。幸いご自宅のマンションは売却すれば残債と滞納分は十分に賄える状況でしたので売却を行うという結論でした。
結果は、すぐにマンションは買主さまが見つかり問題は解決できました。その後、お二人は離婚をされたそうです。
今回の事例はよくある事例です。やはり夫婦とはいえ完全に任せっきりでは良くないという当たり前の事実を確認できる事例です。
特に最近は内装業、建築関係の方の相談が非常に多いです。もしもお困りであれば手遅れになる前に一度ご相談ください。早期対応が一番です。