今回は、失業により収入が激減。収入が減ったことにより税金や社会保険、国民年金を滞納。滞納の結果差押え。返済と生活費を賄うために消費者金融の借金が膨らんでいくという悪循環に陥ったケースです。
最初に相談をいただだいた時に、すでに任意売却を地元の不動産会社に専任媒介契約で依頼している状況でした。約半年間販売活動をした結果案内はあるものの成約には結びつかないという状況でした。次の更新時には他の不動産会社などにも相談をしようと相談者さまは考えており、我々に相談をいただきました。
早速査定を行いました。相場よりも少し高いですが、決して売却に困難が伴うような価格ではありません。そこで、我々は相談者さまに1つの提案を行いました。
それは、今後は専任ではなく、我々も含めて複数社に販売活動を依頼してはいかがでしょうか?という提案です。
今回は住宅ローンの残債と滞納は販売価格で十分に抹消可能な状態です。この場合には、必ずしも専任媒介契約が良いとは限りません。
結果としては、我々の提携先+他3社に一般媒介という形で依頼する方向になりました。1か月後無事に我々以外の会社で成約となりました。一般媒介で窓口を増やした結果成約に至った事例としては典型的な事例です。
本当によくあるケースとしては、専任媒介契約でずっと1社のみに依頼をしつづけて、結局販売できずというケースです。債務もその分膨らみます。
もし思うような結果が出ないときには改めて複数社の話を聞いてみることを強くおすすめします。対応に不満がある場合も同様です。比較検討することは非常に重要なことです。
また販売価格が異常に安い提案をしてくる場合にも、必ず他社の話を聞くことを強くおすすめします。いまは販売価格の妥当性はネットでいくらでもすぐに調べられますので。特にマンションは簡単・わりと正確ですので、わずか10分だけでもネットで検索して相場を調べてみてください。
もしも、お困りでしたら一度我々にご相談ください。きっと力になれる自信があります。単純に相談だけでも構いません。ご連絡お待ちしております!!